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ご挨拶

委員長 明石 康・元国連事務次長

 21世紀に直面している我が国は、今やグローバル化の大変な荒波にもまれており、あまりにも国にこだわり、民族にこだわり、日本語という言葉にこだわる我々日本人の生き方というものが大きな試練にさらされています。日本人としての良さ、日本文化の素晴らしさ、歴史の立派さなどを踏まえ、自分のアイデンティティを見極めそのことに誇りを持ちながらも、我々はより広い見地から各民族、種族、宗教などの多様性と価値を認め合う寛容さを持つことが大事であり、それが日本民族が生き延びるための一つの知恵だと思います。
 今の日本にとっても将来の日本にとっても、国家や政府の枠を超えた人類愛の立場から勇気ある決断をされた杉原千畝さんの偉業を継承する中で、日本人の国際的な意識を高め、民族の問題、マイノリティの問題をはじめ普遍化しつつある人権思想をアジアや世界の国々、地域に広めることは重要なことです。その意味では杉原千畝さんの生誕100年というのは、何も過去を顧みるのみならず、未来向きの、日本発の人類的なメッセージを伝えるユニークな機会ではないかと考えています。